表層的不眠と 無計画睡眠の深層的アルコロック

2006/03/25

最近めっきり付き合いの減った友がいる。

 

 

彼等(或いは彼女等)は毎夜、僕の侵入を心待ちにしながら、冷気に支配された部屋の中で、じっと息を潜めている。

 

たとえば、僕が×××に興じている間も、×××に酔いどれて半壊している間も、生臭い×××が×××の中で不気味にふやけていく様子をコマ送りで眺めている間も、彼等(或いは彼女等)は不満をひとつこぼすことなく僕を待ち続けている。

 

おそらく今晩も、明晩も、来るはずのない僕を待ち続けるつもりだろう。

 

 

うんざりだ。うんざりだ。

 

 

そんなふうに、柔らかくて、暖かい彼等(或いは、彼女等)との営みを放棄してから、今日で一週間にもなる。

 

冬季五輪開催期間にもそのような隔たりを感じる事があったが、ここ数日間の離別は、まるでその頃とは比べようの無いほど決定的な溝を作ってしまったようだ。

 

 

でも仕方ない。こればかりはどうにもできない。

 

この不可抗力的ネグレクトが、あと数日は続きそうだ。

 

 

なぜか?理由は明確なようで実体が無い。

 

 

外が暗くなるとワクワクしてしまうのだ。

では、なぜワクワクしてしまうのか?そこが理解し得ない。

 

とにかく、だ。ワクワクしてしまう。

 

僕にとって、豊かで、有効な彼等(或いは彼女等)との付き合いを放棄する事など、まるで色鉛筆の白色を失くしてしまった程度に些細な事なのだ。

 

 

 

ほら、今まさにワクワクしてる。

 

 

春だから?

そうかもしれない。

 

 

 

いずれにせよ、あと数時間もすれば、彼等(或いは彼女等)の代わりに、炭化水素の水素原子を水酸基で置換した、大量の流動的化合物が僕を待っている。

 

 

ビバ! アルコールアディクト!

 

 

さよなら! キルトソファーマットレス!それからニューマイヤー毛布に低反発敷マット!

そして防ダニ抗菌防臭羊毛混固わた組布団!

 

大丈夫だ。

心配はいらない。

 

今のところは。

 

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