Save The Hair In Our Knowledge!!!   【後篇】

2015/07/15

今回はもうひとつ。

 

 

どうしても警鐘を鳴らしておきたい商品があります。

 

 

 

それは【洗い流さないトリートメント】の類のもの。

 

 

 

 

通常、ドライヤー等を使って、濡れた毛髪を乾かすと、「毛細管現象」によって、その熱や水分は毛先から抜けていこうとします。

 

お風呂上がりの濡れた髪にドライヤーをかけていくと、毛先のほうからパサついてしまうのはそのせいです。

 

 

そこでどうしても頼りたくなってしまうのが、【洗い流さないトリートメント】。

 

 

これを毛先に塗布しておけば、乾かしてもパサつきません。

 

 

 

原料はほとんどが、石油からつくる【ジメチコン】や【植物油】です。

 

 

 

 

ならば、なぜそれが問題になるのか?

 

 

 

 

答えは【乾ききらない】からです。

 

 

 

 

わかりやすく説明します。

 

 

例えば、お鍋に水をはって火にかけたとします。

水の沸点は、ご存じ100度ですから、水は100度を超えることなく、蒸発しながら消えていくだけです。

 

 

では、油はどうだろう?

 

 

油の沸点は200度近くあります。

てんぷらなんかは180度で揚げますよね。

 

 

つまり乾きやすい毛先に【油】を付けることによって、乾ききることなく【しっとり感】がキープされているんです。

 

しかし、ドライヤーの熱は毛先に向かったまま、沸点を迎えることもなく、その温度はどんどんと上昇します。

 

 

 

一度、普段からお使いの【洗い流さないトリートメント】を手のひらに塗布して、ドライヤーをかけてみてください。

 

何も付けてない時と比較して、相当、熱くなることに気づくと思います。

 

 

 

つまり、焼けます、髪。

 

 

髪の毛なんて、そもそもただのタンパク質ですから、熱を加えると硬くなります。

 

ガサガサと。

 

 

これを【熱酸化】といいます。

 

 

さらに付け加えると、130度を超えた時点で、毛髪内部は【タンパク変性】をおこしてしまうんです。

 

 

 

 

縮毛矯正やデジタルパーマなんかも、未熟な美容師さんが施術すると、熱酸化やタンパク変性によって

ガサガサに硬化してしまいます。

 

 

 

 

 

ぐへぇ。

 

 

 

全ての商品がその限りではないけれど、多くの商品がそうやってできています。

 

 

 

 

 

そもそも油を付けたかったら、髪の毛を乾かしてから付ければいいんです。

でも、そうすると商品に対する消費者の依存度はあがりません。

 

「油を付けてから乾かす」をくり返すうちに、髪の毛は知らぬ間に熱酸化を起こし、そのうち「油を付けないとガサガサでどうにもならない髪」に変容します。

 

 

 

 

その時、何も知らない消費者はどう感じるか?

 

 

 

「洗い流さないトリートメントを付けなくなったから、髪の毛が傷んでガサガサになってしまった」きっと、そう考えると思います。

 

 

当然ですが、商品に対する依存度は、グッとあがります。

 

 

 

 

要するに「売れりゃあいいんだよ」ってやつだし、

さらに言えば「売れ続けりゃあ、なおさらいいんだよ」ってやつです。

 

 

 

 

あぁ恐ろしい。


 

【Save The Hair In Our Knowledge!!!【前篇】 】

 

 

 

 

毛髪に最適なPhは4.7程度ですが、日常のホームケアで狙ってできるものではありません。

 

 

 

なので多くのメーカーは、酸化させ過ぎちゃってもいいやーというスタンスで商品を開発しています。

 

 

 

 

シリコン系のシャンプーでしっとりと重くなった髪を、

今度はハリやコシの強い手触りで、インパクトを出そうとしてるんです。

 

 

 

(なんとなくハリやコシがあって、手触りも悪くないのに、なんだかとてもカサカサだなぁ)とか、(最近、やたら髪の毛の表面がザラザラしてるお客さんが多いなぁ)って感じている美容師さんも多いんじゃないかな。

 

 

 

 

ダメージの原因を探求する、よりダメージリスクの少ない商材を選ぶ・・・。

あらゆる全ての施術から、なるべくダメージリスクを回避する知恵や知識を身につけるのは、メーカーや商材ディーラーの仕事じゃない。

 

 

 

美容師さんの仕事です。

 

 

 

現場の美容師が、用意された商材を疑うこともなく使い続けるから、メーカーはいつまでたっても、そのレベルの美容師にあわせた商材ばかりを造るんです。

 

つまり、一番最初にカモにされてるのは、僕ら美容師。そしてそれに気づかないまま、自分の大事なお客さんを(無作為だとしても)騙してしまっている。

 

 

 

そもそも、シャンプーに入れるべきものではないリンス成分を配合したいがために、(髪の毛を補修できている気にさせられるから)使うべきではないレベルの界面活性剤を使い、(そうじゃないと泡立ちが悪くて、消費者にウケないから)そのせいでアルカリに傾いてしまった毛髪のPhを下げるために、また別の商材で極端な酸化作用を与える。

 

 

 

 

 

 

あぁ恐ろしい。ほんと恐ろしい。

 

 

 

 

 

 

 

さて。(ここから突如、宣伝に入ります。ふふふ。)

 

 

そんな背景をモチベーションにして、僕が本気でつくりました。

 

 

 

毛髪をきちんと補修する【BraanquiN Shampoo】と、熱を吸収することなく、ダメージホールでしっかりと結合する、洗い流さないトリートメント【Cream'n'cocktaiL】。

 

 

 

薬事法の関係で不特定多数に販売することはできませんが、少しくらいのプレゼントは出来ると思います。もちろん採算なんて完全に度外視です。ただただ褒めてもらいたくて贅沢に開発しました。(笑)

 

 

まぁ、あまりにも長くなりましたが、自分の毛髪状態が気になる方はいつでもジャグブランキンを訪ねてください。

 

 

施術に関しては、新規のお客さんを制限せざるを得ない状況ですので、タイミングがあわないと、なかなか難しいとは思いますが、アドバイスならいくらでも提供できると思います。

 

 

 

 

 

いやぁ、長かった。

何年か分のセンテンスを綴ったな。

 

しばらくはまた、更新が滞るに違いない。

 

 

 

では、Be Strut !!!

 

 

 

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