2010/03/12

2010年3月10日、深夜5時。

皿に盛られた大量の牧草をハムハムと平らげ 満腹になった僕は、布団に横たわることにした。

僕には、まくらなど必要ない。

言うなれば、僕の頭は全方位まくらだ。

それからしばらくして目の中に妙な異物感を抱き、暗闇の中を洗面所へと向かう。

それも四足歩行で。

やがて洗面所の鏡台に立ち、明かりをつけた。

すると、その鏡の中に映るのは、見慣れた僕の顔ではない。

切れ長の白目の中で、横になった長方形の黒目。

プギャァァアアァァー!となって目を覚まし、ようやくそれが悪い夢だったと知る。

★★★★★★★★★★

【思い出す】という意識の作業...

2010/01/04

2009年12月31日→2010年1月1日0時0分0秒。 

その瞬間を、僕は実家のトイレの中で迎えた。 

近くの観音山から鈍重な鐘の響きが聞こえ、あっさりと新年を迎えた事に気付く。 


いつも通りだ。いまさら深い感慨を得ることもない。 

むしろ、いつも通りである事に感謝して、しばらくその鐘を一人で聞きながら、静かに2009年を追認してみた。 

I think , therefore I am. 

たとえ、ルネ・デカルトじゃなくても、新年を迎えた中年男性は、たいていそんな気分になるだろう。 


★★★★★★★★★★


...

2009/12/20

メッシが胸で決勝点を挙げ、「まさに、ハートで恩返し」などと、巧いことを言った藤井氏の言葉に涙がこぼれそうになったまさにその時でした。 

メールの着信を知らせる、無機質な連続的破裂音。 

せめてメッシのゴールに泣いてからと思いながらも、そのひび割れた液晶を横流しに目視。 
確認せずにいられないチキンハートな自分を几帳面な性格なだけなんだよね、と自らリカバーしつつ受信ボックスを開いてみる。 

新着メール一覧には見知らぬアドレスから一通のメールが。 

まぁ携帯に直接、予約を入れてくるゲストも多いので、おそらく予約のメールだと思いき...

2009/09/07

【モノを大事にしなさい】

と言葉で諭すより、より多く理解しやすい映画だと思ったので、我が家に生息する2人の少女のために、映画【ホッタラケの島】を観た。

人間がほったらかしにしてしまったモノを拾い集め、不思議な世界を築いた住人達と、どこかにしまい忘れて、ホッタラケの住人達に奪われてしまった母親の形見(手鏡)を、彼らの島に取り返しにいく少女の物語だ。

いつの間にか、身の回りから消えていくモノ。

どこかにしまい忘れたり、或いはどこかに落としたまま記憶から遠ざかっていくモノ。

モノを失うということは、それらがいつか確かに存在していた過去の物語さえも失...

2009/08/14

或る日の、真夜中。

独りで寂しくテキーラサウザなんかを飲んでるオーバー30の既婚者が大抵みなそうするように、その日の僕も他に違わず、インターネットな検索をかけてみた。

検索キーワード【統計 野良猫】

そこで、こんな事実を知るのです。

野良猫等、引き取り手のない動物死体処理数 628(年度計画)

これは、昭和28年度から始められた犬猫等動物死体処理業務を越谷役所の環境部清掃業務課管理係に委託した際の、年度計画の目標処理数だ。

遡って検索してみると、全国で毎年もの凄い数の野良猫や野良犬が 役所によって処理されている事実を目の当たりにできる。

それは、...

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